東京都 西東京市 のんびり温泉 妙法湯






2009/01/07訪問

自転車で妙法湯へ。
銭湯マップでは、最寄り駅は西武新宿線東伏見駅6分・・とのこと。
東伏見駅南口に出て、マクド・coop前の通りを南へまっすぐ歩く。
道が左にカーブしたかと思うと、急な上り坂になるので雨の日など滑らないよう要注意。
坂を上がりきると、青梅街道の手前に十字路が見える。そこを左折して少し行くと、左手に煙突と
妙法湯の駐車場、「杯ミニ博物館」が見える。銭湯入り口はさらにその角を左折したところです。

入り口は両側にコインランドリーがあって、はさまれているように見える。
玄関左手に、さっきの「杯ミニ博物館」への入り口が。
冊子「1010」で以前読んだのだけれど、ここのオーナーは杯のコレクターで、本も出版しているとのこと。

引き戸を開けると番台なのだが、電話ボックスに入っているような感じのもの。
奥さんにスタンプ帳を出すと、杉並区・GOKURAKUYAのものを見て
「私、ここで働いていたことがあるの。以前はGOKURAKUYA
ではなくて、妙法湯と言ったのよ。」と話をしてくれた。姉妹店のようだ。

脱衣場の男女境は鏡。その下にロッカー。洗い場入り口右手にベビーベッドと小さな洗面台。
右手後方に一畳だけ畳が敷いてある。その隣にお釜型ドライヤー。
昔ながらのゲーム機もある。使わなかったが、ちゃんと今も使遊べるらしい。
男女境番台寄りに飲料の入った冷蔵ケース。
洗い場への入り口上のほうに、○ィズニー「七人の小人」のうちの一人のお面が飾ってある。

洗い場へ。以前、夏に来た時はちょうど七夕頃で、そのときは浴室天井から長い七夕飾りが下がっていた。
男女境とは反対側の壁にサッシの窓があって、水槽に入ったおもちゃの熱帯魚が飾ってある。
入り口そばに水風呂の小さい浴槽が一つ。余りに小さいので、浴槽としてではなくて、
手桶に汲んで体にかける使い方なのかな・・と思ってしまう。

男女境は立ちシャワーとカラン。中央に縦長の島カランが一基。反対側の壁にもカラン。
お客は自分含めて2人。少々寂しい。

浴室床は、細かいタイルが使われている。
海に浮かぶ島を描いたペンキ絵の下に、のんびり妙法湯の紹介文?があった。
「むかしむかし旅人が、青梅街道をテクテク。足が痛い、腰が痛い・・・(途中失念)」
のんびり温泉で体調が元に戻った・・。と言うような内容だった。
地下から水を汲んでコポコポ沸かしています・・という説明も。

その紹介文の下には、鯉のタイルが貼られている。一枚のタイル絵ではなく、数枚のタイルをパズル状に組み合わせた
余り見ない珍しいもの。横浜市の井川湯で見かけたものと似ている。

浴槽はオレンジ色〜明るい茶系のタイルを使用している。タイルのふちをよく見ると・・
MADE IN WESTGERMNY
の文字が。WESTGERMNYというのが、時代を感じさせます。

右手の浅い浴槽にはステンレス製の手すりが掛けられている。
左手の深湯のほうには、生け花が。花瓶を入れられるようにくぼみが浴槽のふちにある。
くぼみは途中で造られたのか、開業当時からなのか。
花を眺めながらのんびり湯につかるのはいいものです。

浴室内がちょっと寒かったが、お湯の質はいいし、細かい見所の多い、レトロ系ユニーク銭湯と言う感じです。



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