東京 練馬区 関の湯





2006/10/02訪問

 最寄り駅は西武新宿線 武蔵関駅から徒歩1分。商店街の中にあります。
武蔵関駅登りホームからすぐ銭湯の入り口が見えます。改札を回らずに
入ってこれるなら、30秒くらいで着きそうですが。駅近で便利な銭湯です。。

駅南口を下車し、階段を下りて右折。少し歩いて右手にたこ焼き屋さんがありますが、
そこを右折して路地に入った所にあります。

瓦屋根がいい雰囲気。こじんまりとした可愛らしさも感じる。
ここは番台です。
奥さんもだんなさんも本当に愛想の良い方で、いつも明るくて感じが良いです。

脱衣場左手に木のベンチ。後ろは庭スペースだったようで、鉢植えがいくつか置かれています。
この日の湯温度は44度くらい。飲料のケースはありませんが、自販機が置かれています。

 洗い場は、男女境と反対川の壁、島カランが7・6・7。
カランの上部にアールヌーヴォー風の女性像が描かれたタイルがあります。
浴槽は3つ繋がっていて、ジェット、気泡、電気風呂です。
ここのジェットはやや強めで、疲れたときに当てると本当に気持ちがいい。
奥さんが、ジェット噴流が○気圧(?単位?)と言っているのを聞いたことがありますが、
うろ覚えで・・・ただ、他所の銭湯に比べても強めなことは確かです。

特に薬湯のみの浴槽はありませんが、
 近くの銭湯(第二亀の湯、松乃湯)が休みの月火は、お客さんに配慮して白湯にしているそうです。 
その他の曜日は、ハーブ・ラベンダーなどの入浴剤いり。ご主人が入浴剤を追加で入れてくれることがあるのですが、
初めの頃は急に釜場への扉が開いて「ほいっ!どうそ!」といれてくれるのでビックリしました。

駅方面から来ると、商店街に面したところから、ご主人が材木を積んだり裁いているのを見かけることが
あります。「薪で沸かすから、湯冷めしにくいですよ。」とのこと。

2008年4月に京都へ引っ越すまで、かなりお世話になった銭湯です。
引っ越す直前に、奥さんが腰をいためたそうで、つらそうに番台に座っているのを見たことがあります。
普段明るいご主人も心配そうだったので、その後、どうされたのかな・・と時々思い出すことがあります。

ある年、「ラベンダー湯」の日を間違えて入りそこなった時は
「来れなかったの?」と奥さんが「タオル」を取っておいてくれたり、
疲れた(風に見えたのでしょうか)ときには、やさしい言葉を掛けてくださったり、
身も心も暖めてくれるような、癒しの銭湯です。



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