東京 武蔵野市 三谷湯



2007/02/15撮影

故障した、創業当時からの看板(写真上)に変わってつけられた新しい看板です。



男湯から「今日は熱いよ」と番台さんに話しかける客の声が聞こえました。こちらはそうでもなかったのですが。




2007/01/19訪問

 最寄り駅はJR中央線 三鷹駅。徒歩15分ほど。北口をでてまっすぐ歩き、中央通りの交差点を横断、
井の頭街道を西へ100bほど歩くと右手に道がわかれ、商店街になっています。
まっすぐ進んで商店街の終わり近く、左手に三谷湯が見えてきます。リンク→地図

入り口の正面に傘入れがあり、扉がピンクとグリーンの色違いで組まれています。

引き戸をあけて番台で料金を払います。入れ違いに一人、帰るお客とすれ違いました。客は私、一人。貸切状態です。

広い脱衣場では、日曜日に営業開始前に市内のお年寄りを対象に、「不老体操」を行っているそう。
確かに体操やダンスの練習に向いていそうな広さです。。
男女境には鏡。正面には振り子時計。その下には小さな神棚と招き猫。
右奥にはお釜ドライヤーと、赤ちゃん用体重計。

洗い場入り口正面にはアールヌーヴォー風な女性の絵が書かれたガラスがあって、
その両側がサッシの引き戸になっています。

洗い場の背景画は、山の風景。早川絵師の名と「平成十一年4月26日信州」の文字。
天井は体育館のようなカマボコ型の天井。男女の仕切りには、モザイクタイルでピンクのアヒルや海の生き物が描かれています。

浴槽は左が深め、右が浅めに別れた白湯。かなり熱めの湯です。冷えた身体に気持ちいい。
身体を洗い終わる頃に、お客が一人入ってきました。。

9月(2006年)に来たときには、もっとお客もいたのだけれど・・金曜は人が少なくて、特に涼しくなるとお客の足が遠のく、と
以前番台さんが言っていた。その時、ちょうど入ってきたお客で。
「いただきます!」といって入った人がいて、お湯をいただきます、ってあまり聞いたことが無いけれどなんだかいいな
・・・と思ったのを思い出した。

入り口上の看板が故障して電気がつかなくなってしまったという話も聞きました。
部品が今は製造していなくて、修理が難しいということでしたが、今回、その創業当時からという
看板は外されていて、新しいものに変えられていました。

たっぷりのお湯がきもちよかったです。


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