東京都 国分寺市 孫の湯





2009/02/08訪問

今回は車で訪問。銭湯の前が駐車ペースです。

唐破風と千鳥破風の組み合わせが、いかにも「これが銭湯!」という雰囲気をかもし出している。
この大きな唐破風の重厚さに圧倒されるようだ。懸魚は無いけれど、漆喰で形作られた蛙股も手が込んでいる。
のれんは銭湯オリジナルの屋号を染め抜いた紺色のもの。
外観を眺めていると、歩いてきた一人の男性が銭湯をカメラに収めて立ち去っていった。

玄関で下足入れに靴をしまい、木製のドアを開けて中へ。
入って左手の番台で料金を払う。番台さんはまだ若い女性。

きれいに掃除された脱衣場。
入って右手にロッカーがあるのだけれど、番台の部分から反対側が見渡せてしまう。籠に着替えを入れている人が
多いのはこのせいか。脱衣場の男女境は鏡。番台寄りに小さな祠?のようなものが付いている
天井は期待に違わず、立派な折り上げ格天井。
真ん中のテーブルには冊子「1010」最新号が、バックナンバーとともに並べられていた。。

洗い場は、男女境に沿って浴槽があり、溶岩に覆われている。
突き当たり部分に武蔵野市の虎の湯のような五重塔が建てられている。背景画は、なし。
そして虎の湯と同じように、蛙の置物があるのだが、珍しいことに陶器製ではなく、
石を彫って造られたものだった(なんとなく気に入る)。

雰囲気抜群でゆっくりしたいのだけれど・・洗い場が寒い。
上の窓を開けているせいなのかもしれない。体を洗うのを済ませ、すぐに浴槽に入った。
熱めの湯が心地よい。

トイレへは引き戸をあけて短い廊下に出てから、入る。どうやら外には庭?のようなスペースがあるらしいが、
鍵がかかっていて見られなかった。

脱衣場の右側の壁に「国分寺音頭?」何か昔の歌の歌詞が
二段にわたって貼ってあった(・・失念)。

閉店が21時と早いことに要注意。また訪れたい銭湯です。



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