東京都 中央区 世界湯







2009/06/13訪問

友人と小伝馬町の古民家カフェに行った帰りに、訪問。
地下鉄・人形町駅から徒歩4分くらい。
水天宮駅もそんなに遠くなく、利用できるはずです。

入り口から男女に分かれている造り。関西ではよく見かけたけれど、
東京では珍しい。
玄関を入ると真ん中にポスターなどが貼ってあるついたてがあって、男女の仕切りになっている。



中に入り、番台の女性(女将さんかな)に料金を払います。
脱衣場男女境には鏡。その脇にドライヤー(3分30円)、洗面台。
鏡には「抽選で紫陽花の鉢を差し上げます・・」という内容の貼紙が貼ってある。

ロッカーはあるが、籠を使う人が多い。
脱衣場には4人くらいのお客が着替えている。
横に細長い、京都でよく見かけるタイプだな、と思ったら・・・
鍵がかかってないので、あいていると思って扉を開けたら、籠がそのまま入っているのが見えてしまった。
円籠を入れられるのは珍しい。

脱衣場後方にガラスの引き戸があって、溶岩を使用した庭が見える。奥行きは余り無い。
その下には池が作ってあるのだけれど、訪問時、池の水はありませんでした。

洗い場へ。
床のタイルは、白と、それより少し小さめの緑色のタイルをひし形に組み合わせたもの。
今では余り見られなくなったタイル。

突き当たり浴槽上には富士山と海辺の風景のペンキ絵。
作者名は無いが、早川さんではなさそうな感じ。

男女境は無地の細かいタイル。絵はありません。
シャワー無し、鏡無しの島カランが二列。
洗い場のお客は10人くらい。結構な賑わいだ。

浴槽は、右に深、左は浅。
浅い浴槽の左端が幅40aくらい極端に浅くなっていて、
腰掛けるとへその位置くらいにお湯が来る。半身浴したい時に便利そう。

で、深・浅両方とも、お湯が結構熱め。これはこれでスカっとしたい時にいいのかも。
ペンキ絵の下に二箇所「お湯の温度は45度に設定しています」とある。

上がって着替えてドライヤーを使う。
湯が熱めだったせいか、ドライヤーの熱で汗が出てきてしまい、なかなか乾かなかった。

親子・孫連れで来ている人たちも多い様子。
番台さんと地元の商店の方の世間話も聞こえてきた。
地元の人たちに愛される、レトロ調銭湯でした。

水天宮と、昔からの商店、オフィス街と飲み屋・飲食店・・・
このあたりは、探せば昔懐かしい風景もまだ残っていそう。



小伝馬町の古民家「カフェ紅」




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