 |
 |
|||
 |
||||
京都府 京都市 右京区の銭湯
|
|
|||
|
||||
2007年05月12日訪問
元嵯峨野湯を改装したカフェ「SAGANO-YU」に行ってきました。
ＪＲ嵯峨嵐山駅から徒歩2・3分くらいです。今回は三条通をまっすぐ、自転車で。
晴れたいいお天気の日で、開け放たれた店内に気持ちのよい風が吹き抜けていました。
脱衣場だった一階手前部分に、雑貨・食器・菓子などの販売スペース、奥の元洗い場部分が客席。
向かって右手に改装された、新しいトイレ。その斜め前には、
きっと脱衣場にあったのではないかな・・・と思われる、緑色の腰掛と傘入れが残されています。
さらに奥の釜場だったと思われる部分は、庭になっていて、テーブルと小さな長方形の池があります。
二階はギャラリーなどとして使用できるイベントスペースになっています。
男女の脱衣場にあった、洗面台が二つ残されており、女湯の洗面台横にモザイクタイルの絵が見えます
（男湯洗面台にも残っているそうですが、隠れて見えなくなっているとのこと）
元浴室入り口部分には、ライオンの湯口のついた深めの浴槽（男女二つとも）が残されていて、水風呂か薬湯だったのでは・・と推測。
元洗い場や洗面台の鏡は、それぞれ新しいものになっていて、この銭湯の改装に関わった
工務店などのお店の広告が入れられています。
元浴室周囲のカランが残され（当然水は出ません）シャワーもついています。、
壁に書かれた、アイコン入りの、
「シャワー利用はご遠慮ください」
「撮影はご遠慮ください」
「プールへの飛び込みはご遠慮ください」
等の表示は、ジョークですよね！？・・・ジョークと判断させていただきました。
同じ元銭湯のカフェ 西陣・離楽庵に比べると改装された部分が比較的多い印象。
店長さんらしき男性スタッフの方が、ていねいに説明をしてくれました。
元浴室部分に白いタイルが多く、この店の「カフェスタイルリゾート」という開放的ですがすがしい雰囲気に合っているのでは・・と思いました。
さわやかな印象のお店です。
こうやって元銭湯だった建物が残され、見に行けるのは、営業していた様子を知らない自分にとって、
また、日頃利用していたお客さんにとっても、当時をしのぶ貴重な場であると思いました。
 |
2007年05月12日訪問
場所は嵐電「蚕ノ社」駅近く。三条通を東へまっすぐ戻り、「SAGANO-YU」のあと行きました。
広い駐車スペースがあります。
入り口は階段を上って二階。のれんは、ひまわりと湯につかる人が描かれた、初夏らしいもの。
玄関で下足入れに靴をしまいます。
フロントで料金を払い、とむしろ敷きの脱衣場へ。
鏡の前にお釜型ドライヤーがあるのですが、「お釜」が天井から下がっているその様子が、
ドライヤーではなく何かの機械？！のように見えて面白かった。珍しいです。
洗い場へは階段を下りて行きます。途中に洗面台。
入って正面に浴槽が並び、右手奥にガラス張りで仕切られた薬湯の浴槽。
この日は抹茶の湯でした。お茶の香りがいいにおいです。
さらに左手にサウナ利用者向け休憩スペースがあって、寝椅子や水風呂、立ちシャワーが備えられています。
この広いスペースは、サウナ好きのお客さんには、きっとうれしいのでは。
サウナとカランを往復し、友達同士でくつろぐお客さんが多かった気がします。
駅から近く、観光の後にふらっと寄るのもよいのではないでしょうか。